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ここでは、雑記風に自身の趣味(ギター、ギャンブル、など)ご紹介します。

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ギター回顧ろっく2⃣(素晴らしい音楽の世界)

『こんにちは、昭 平令です。私のブログに立ち寄って下さり

 ありがとうございます。ここでは、私の音楽(ギター)遍歴

 について、思いつくままに、書いていこうと思います。

 

 アコギに関しては、結構掘り下げた内容になってると思い

 ます。少しでも共鳴していただける方がいらっしゃれば幸いです。』

 


Queenを語る

 

しばらくは、伝説のロックバンドQueenについてデビューから現在に

至るまでを記憶する限り、愛情を込めてご紹介していきます。

 

 (小見出しタイトルをクリックすると記事へジャンプします。)


 

デビュー当初

 

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初期の頃

 

高校一年でQueenに出会った私は、すぐに夢中になりました。

レコードは毎日擦り切れるほど聞き、そのころ数少ない洋楽の月刊誌

「ミュージック・ライフ」も定期購読し始めました。

 

「ミュージックライフ」

 

同時期に、「ロックキンオン」と言う雑誌もありました。

こちらは記事内容がどちらかと言うと硬派で、写真も少なくコアな

ロックファンに読ませる雑誌でした。

 

対して「ミュージック・ライフ」は、写真も多くどちらかというと

アイドルファン向けに見せる雑誌でした。私もミーハーだったので

こればっかり読んでました。

 

Queenの写真が掲載されると気に入ったのを切り取ってはアルバムに

貼り付けていたのを覚えてます。

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ミュージックライフ

 

最近映画「ボヘミアンラプソディー」で再びQueenが話題になり

新たにファンが増えたのは、私としても喜ばしいことです。

 

おじさんQueenしか知らない今のファンには、想像もつかないでしょうが

当時の日本でのファンの熱狂ぶりは本当にすごかったです。

どちらかと言うと、そのルックスからアイドル的な存在でした。

 

1970年代初め頃に、流行していたグラムロックの流れを受け継いだ

ビジュアル系バンドであるかのような扱いでした。

 

グラムロック

 

グラムロックとは、前回も記事上で書いてますが、TREXSLADE

デヴィッド・ボウイアリス・クーパーSWEET、後のANGEL

KISSなどに代表されるような、派手派手メイクを施したビジュアル

重視のロックバンドたちの事です。

 

ミーハーだった私も良く聞いました。でも今聞いてもノリノリで

明るくて、覚えやすいメロディーラインは結構気に入ってます。

 

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スレイド

 

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アリス・クーパー

Queenもセカンド、サードアルバムのころは、ステージでもフレディや

ブライアン・メイが派手目の衣装で演奏してましたし、アルバムジャケット

もフレディの中性的な美的感覚が前面に出ているような写真が目立ちました。

 

ですから日本の女性ファンは、楽曲よりもどちらかと言うと、その

ルックスに飛びついたのだと思います。特にロジャー・テイラー

可愛くて女性には一番人気でした。

 

フレディも(今では想像できないけど)化粧して着飾ってキレイでした。

ジョン・ディーコンでさえも、髪をクルクルして化粧してアイドルっ

ぽい感じでしたよ。

 

当時のレコードレーベルもそういう売り込み方をしてたのでしょう。

でもデビュー当初は、本国イギリスや、アメリカでは音楽的な面でも

あまり受け入れられていなかった。

 

あるイギリスの音楽雑誌には、「めちゃテクのガキバンド」と書かれ

たり、少し先輩のロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーには

「しょんべん桶」(よく意味が解らないけど)とか結構酷評されてました。

 

Queenの人気は、日本において特に女性の間では異常なくらいありました。

少し後のベイシティローラーズに近い存在かなぁ。まあいわゆるアイドル

ですねぇ。

 

初来日した時のファンの熱狂ぶりはホントにすごかったです。

ビートルズ並みだったんじゃないかな?

 

断っておきますけど、私はアイドルを否定するつもりはないですが、

Queenについては、ファーストアルバムから聞いておりその楽曲に

ほれ込んだんですよ。

 


 

ファーストアルバムから

 

Queenのデビューアルバムは「QueenI」でした。

ジャケットにはフレディが半分にしたマイクスタンドを掲げた

イラストが使われています。

 

マイクパフォーマンス

 

ステージでは有名なマイクパフォーマンスもフレディが始めたものだと

記憶してます。以前ロッド・スチュアートなどもマイクスタンドをクルクル振り回していましたが、少し違うんです。

 

フレディはマイクスタンドの上半分を引っこ抜いて、先端には

白いテープを巻きつけて、剣かバトンのように扱っていました。

 

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こんな感じ

 

このアルバムの中には、デビューシングル「キープユアセルフアライブ」

をはじめ、私が感動した「サンアンドドーター」、名曲「ライアー」

などが含まれています。

 

この「ライアー」はフレディの作品で曲の展開、構成などは後の

ボヘミアンラプソディー」の原型になったんじゃないかと思います。

 

Queenの特徴的なハーモニーは若干控えめで、ハードロック寄り

のアルバムでした。

 

 

期待の新人

 

この頃本国イギリスの音楽雑誌で発表れた、期待の新人ベスト10

のなかでQueenは第三位でした。

 

ちなみに、一位はレオ・セイヤー、二位はナザレスと言うバンドでした。

レオ・セイヤーはソロシンガーで「ショーマストゴーオン」など数々の

ヒット曲をだしましたが、現在は音沙汰ないです。

 

ナザレスは、私も少し興味があり聞きましたが、ゴリゴリの単調な

ロックバンドでそれほどヒットすることもなく消えてます。

 

この事から、古今東西評論家と言うのは当てにならないもので

レーベルやプロダクションの力関係や圧力もあるでしょうが、

結局その時の時流に合わせた自身に都合のいい評価しかできない

ものだと悟りました。

 

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当時のナザレス

 

 

「QuenII」

 

その次にリリースされたのが、「QueenII」です。

 

これも発売と同時に買い求めました。ファーストより一層ハードな

面を押し出した感じで、私の中ではベスト1のアルバムです。

 

A面はホワイトクィーン、B面はブラッククイーンという構成で

ブライアンの作品中心、フレディの作品中心にと分かれてました。

 

レコードに針を落とすと、心拍音がだんだん強くなり、ブライアン

の和音を巧みに操った多重録音によるクラシカルなギター演奏から

始まります。

 

このアルバムのA面の前奏曲「プロセッション」です。

ここですでに感動して打ちのめされた感が有りました。

 

代表曲は「ファザートゥサン」、「オーガバトル」(テープを逆回転

させて徐々に大きくなっていき、その内正回転の音と巧みに融合させる

曲の冒頭部分は圧巻ですよ。コーラスも素晴らしい!)

 

「マーチオブブラッククイーン」、「輝く七つの海」などです。

また、この中に「ルーザーインジエンド」というロジャーの曲

がありますが、とてもヘビーで彼の楽曲のなかでは、私のベスト1です。

 

ジャケット写真はその後、Queenの代名詞となるような出来栄えで

ボヘミアンラプソディー」のPVにも使われています。

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QueenII

 

シングルカットされた「輝く七つの海」はコンサートでもよく

演奏され、曲の後半からジョンのベースソロ、その後ブライアンの

ギターソロと言う展開で使われていました。

 

時期的には私が高校年くらいで、来日コンサートを初めて姫路

まで見に行きました。ステージではフレディーが白いカーテンの

ようなものを着て、ブライアンも両袖に大きなヒラヒラを付けて

ました。

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こんな感じの衣装

 

実際に生演奏に触れたのはこの時が初めてです。

レコードで聞くのと少し違うなぁと、すこしガッカリしましたが

興奮状態の私にとって、生で動いている四人を間近で見られた

だけで幸せでした。

 

その後来日する度に、山口、大阪、などを追いかけまわしてました。

山口のコンサートでは、前列10番目くらいの席で、フレディの投げた

タンバリンが丁度私の頭上に飛んできて、必死で捕まえたのを

覚えてます。

 

あのタンバリンはどこへ行ったのかなぁ。

 

 

 

 

つづく


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ギター回顧ろっく1⃣(素晴らしい音楽の世界)

『こんにちは、昭 平令です。私のブログに立ち寄って下さり

 ありがとうございます。ここでは、私の音楽(ギター)遍歴

 について、思いつくままに、書いていこうと思います。

 

 アコギに関しては、結構掘り下げた内容になってると思い

 ます。少しでも共鳴していただける方がいらっしゃれば幸いです。』

 


 洋楽との出会いから、Queenまで

 

もくじ

    1、洋楽との出会い

    2、ロックへの目覚め

    3、初めてのギター

    4、ハードロックへ

    5、クィーンに衝撃

    (数字をクリックすると記事へジャンプします。)

 


 

洋楽との出会い

 

 

はるか昔、私が中学一年生のころ、

姉の部屋からどこかで聞いたことあるようなメロディーが

聞こえてきました。

 

部屋に入って「なにそれ?」と聞くと

 

「これ。」と言って見せられたのは、EP盤のジャケット

 

そこには、当時の人気俳優チャールズ・ブロンソンカーボーイハット

をかぶり、岩場の上で遠くを見つめている姿がありました。

マンダムのCMのテーマソングです。

 

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「ん~ん、マンダム」



「こんなの聞いてるの?」

 

「そう、他にもあるよ。」

 

と見せられたのが、オズモンズとカーペンターズでした。

 

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オズモンズ



そう!これが私の人生を変える洋楽との出会いだったのです。

 

姉の部屋でそのレコードを何度も聞きました。

その内、自分でもEP盤を少ない小遣いはたいて買い始めました。

 

その頃の洋楽の情報源といえば、ラジオしかありません。

夜中にラジオを耳のそばに置いて聴きながら、歌手の名前や

タイトルを必死で覚えました。

 

そして近所のこの町に一軒しかないレコード屋さんで初めて

買ったのが、グラスルーツの「恋は二人のハーモニー」でした。

 

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グラスルーツ



もちろん田舎のレコード屋さんなので予約して取り寄せてもらいます。

届くまで毎日のように店に通ってたのを覚えています。

 

それからは、二か月に一回ぐらいのペースで注文してました。

 

オズモンズの「クレイジーホース」

ミシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」

ショッキング・ブルーの「ヴーナス」

メッセンジャーズの「気になる女の子」

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メッセンジャー



などなど、、、懐かしい~。

 

当時のレコードプレーヤーは、今のプリンターくらいの大きさで

下に小さなスピーカーが二つ付いて、カラカラした音でした。

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こんな感じ、レコード針は文字どうり鉄の針でした。




 

ロックへの目覚め

 

 

中学2年生になると、当時流行りのグラムロックを聴き始めました。

特に、TREXには夢中になりました。

もうEP盤では我慢できなくなり、初めてLP盤(アルバム)を買いました。

 

「ザ・スライダー」です。

これはもう溝がなくなるくらい聞きましたねぇ。

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T・REX「ザ・スライダー」のLPジャケット

 

ここまでくると、プレーヤーもおもちゃでは我慢できません。

親に散々泣きついて、やっとステレオを買ってもらいました。

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当時は応接セットの一部でした。

 

この頃のステレオは、小型のタンスぐらいありました。

スピーカーが無駄にでかい木箱の様なものでした。

でも音の迫力だけはありました。

 

それからは、スレイドやデヴィッド・ボウイ、スィートなども聞いてました。

 


 

初めてのギター

 

 

その内、聞いてるだけでは物足りない、自分もマーク・ボラン

なりたい。と、どうしても、ギターが欲しくなりました。

 

今度は、親にせがんでも無理です。

よし、自分で買おう。と新聞配達をはじめたのです。

 

半年で4万円くらい小遣いを貯め、買ったのが、

 

グレコレスポール、サンバースト。

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憧れのレスポール



この頃、洋楽雑誌は「ミュージック・ライフ」

くらいでしたが、そこでグレコのギターを見つけ、これで

自分もマーク・ボランになれると思ったのです。

 

注文して二週間ほどで大きな段ボールが届きました。

早く中身を見たい衝動は抑えられません。

段ボール箱はぐちゃぐちゃです。

 

初めて自分で買ったそのギターを見た時の感激は、今でも

鮮明に覚えてます。

  

しかし、ギターのギの字も知らない私は、ただコードを見つけては

ジャラジャラ弾くばかり。まだ、アンプなど買えません。

 

やっぱり、ソロも弾けなくてはと思い、「成毛滋のギターメソッド」

を取り寄せました。

 

練習局にレッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」や

ヴァニラ・ファッジの「キープミーハンギンググオン」などが

有ったのを覚えてます。

 

ギターのケーブルだけ買って、ラジカセにつないで弾いてました。

 

もうそれからは、学校から帰るとギターばっかり。

指の先の皮が厚くなり、何度も捲れたりしてました。

 


 

ハードロックへ

 

 

少しばかりギターを弾けるようになると、マーク・ボラン

実はギターが下手なんだという事がわかり、今度はハードロックに

目覚めたのです。

 

高校一年のころには

ディープ・パープル、レッド・ツェッペリンユーライア・ヒープ

ジェフ・ベックジミ・ヘンドリックス、クラプトンなど

を良く聞いてました。レコードをカセットテープに録音し

一音一音拾っていくいわゆる耳コピというものです。

 

今の人には、想像もつかないでしょうけど、ワンフレーズごとに

繰り返し繰り返しテープを巻き戻しては、音を拾ってました。

 

当時は、どこを探してもまともな楽譜など手に入りません。

ましてやTAB譜など夢のような話です。

 

ですから、一つのソロパートを完コピするまで一週間くらいかかって

ました。おかげで、音感はよくなってたと思いますが。

 

それから本当のギターの音を出したくて、それまでのラジカセから

グレードアップしステレオのマイクのジャックに差し込んで

弾いてました。

 

実はこれ、結構いい感じの音でしたよ。適度にディストーション

がかかっていて。

 

でも、やっぱり専用のアンプが欲しい。

小遣い貯めて、ローランドの30Wの小型アンプを

買いました。この頃はエフェクターもなく、ギターの原音が

そのまま出力されていただけのような音でしたけど。

 

おやじに「やかましい!」

と怒られながらボリュームを下げ、毛布を掛けたりして

毎日弾いてました。

 


 

クィーンに衝撃

 

 

その頃は、洋楽のテレビ番組などほとんどなく、たまに、深夜

民放で確か「music explotion」という番組だったと思いますが、

放映してた記憶が有ります。

 

滅多にお目にかかれない貴重な映像ですから、それこそ必死で

テレビにかじりついてました。

 

グランド・ファンク・レイルロードの「アメリカンバンド」や

ピンク・フロイドの「おせっかい」の映像は今でも覚えています。

 

洋楽の情報源はほとんどラジオでした。

 

この頃、中高生のほとんどは、ラジオの深夜放送を聞いてたと

思います。ヤングタウンオールナイトニッポンなどです。

 

私も同じでしたが、FM のロック番組も良く聞きました。

 

そんなある日、衝撃的な曲が流れてきたのです。

 

高音のキレイなハーモニーの後に、スローテンポのヘビーな

ブルースロックのフレーズ。

 

何だこれは。今までに聞いたことのないようなその曲に

興奮を覚えました。

 

曲が終わると、ラジオのパーソナリティーが説明します。

クィーンの「サン・アンド・ドーター」でした。

 

休みの日一時間ほどかけて、町のレコード屋さんに走り探しましたが、

店頭では見つかりません、すぐにLPアルバム「クィーンI」を予約

して帰りました。

 

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Queenのデビューアルバム



その時から、クィーン一色の毎日が始まりました。

 

 

 

つづく

 

 

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